スラックラインって難しそうでしょ?自分も数年前に雑誌で初めて見た時にそう思いました。
でも、近所には丁度良さそうな公園があるし、キャンプ場でも遊べそう。なにより子供も喜びそうだからと軽い気持ちでギボンのクラシックライン(ジブラインはどこも品切れだった)を購入してスラックラインを家族ではじめました。
張るのは簡単だったんですが「何じゃこりゃ、この難しさ!」、「絶対歩けん」というレベル。そしてゲラゲラ笑える。理解不能な自分の体が可笑しい。そのうち、妻の方がコツを掴んで半分くらいまで歩けるようになりました。一方、自分は全然ダメ。子供に手を持っもらいながら挑戦を続けても進歩無し。
それから何度か同じ公園で乗っていると、短く張ればいいのでは・・・。とのアイデア。10mで張ってたのを6mにすると難易度が一気に落ちて歩けるではありませんか。もっと早く気づけよと自分のアホさに呆れました。難易度を自在に変えれるってすばらしい。
そらからというもの、家族で公園に行ってはスラックラインが定番になりました。お弁当持っていったり、ダッチオーブン持っていったりとアウトドライフが一気にレベルアップ。
ついには家の庭に張り、二本目のラインも買い、マットを買い、靴を買い。。。と完全にハマってしまったのです。
この素晴らしいスポーツ、スラックラインに。
以下、スラックラインをこれからやりたい。もっとやりたい。という人向けの記事を集めてみました。興味のある記事をじっくり読んでください。
あなたもスラックラインしましょうよ
スラックラインってどんなスポーツ?
ラインを張って渡るスポーツ
いわゆる綱渡りと同じようなスポーツです。違うのは自分たちが如何に楽しむかが大事という所。レジャーであり、スポーツ、そしてトレーニングにもなります。パフォーマンスの要素もありますよ。公園などの公共スペースを使うのでマナーを守って遊ぶ必要があります。
道具さえあれば簡単にはじめられます
スラックラインと保護材があればOK
スラックラインキットとツリーウェアという木の保護材さえあれば、家族で挑戦可能です。いやいや私には歩けないと思うなら短く張りましょう。3mとかで張ればすぐに歩けます。そこから長さを伸ばせばいいんです。コツなんか知らなくても、そのうち体が慣れて勝手に歩けるようになります。
- スラックラインのはじめ方
- お勧めスラックラインの紹介
- ツリーウェアの作り方
- 誰でも歩けるはず!!
- 最初は片足立ち練習から
- 歩き方のコツ
- スラックラインのQ&A
- スラックラインの靴の紹介
- 教わらなくてもスラックライン歩けるよ
どこに張ればいいの?どうやって張るの?
まずは公園探しから始めよう
ある程度大きな木のある緑の多い公園が適しています。他の人が通らないようなスペースにラインを張りましょう。あまり目立つ場所や遊具の近く、公園のシンボル的な場所なども避けた方が良いですね。人が使っていないようなスペースで、他の公園利用者の邪魔にならないような所をみつけてください。
張り方は一度動画で見れば安心です。あまりきつく張ると外す時に大変ですので、最初は軽めに巻いて試しましょう。
マナー・安全について
トラブル注意、事故注意
海外では第三者の死亡事故が起きたり、国内でも救急車に運ばれた人もいます。想像力を働かせて他人にけがさせるような場所には張らないようにしてください。
新品スラックラインキットで普通に張る場合はアンカーやラインが切れるという事は起きません。
なので、初心者の人にはあまり関係がないのですが、上級者になると跳ねや長さを求めてかなり強い力でラインを張るようになります。そうなると、道具が壊れたり、その道具が飛んだりして危険です。
*画像は「アンカーが切れるとラチェットが飛んできて怪我をするよ」というフェイク画像
トリックに挑戦しよう
簡単なトリックから始めよう
トリックとは言っても座るだけのトリックや、ちょっと浮くだけのジャンプなど簡単な種類も沢山あります。
上達すればダイナミックなエアートリックを連続して繰り出したりもできるようになりますが、これがまた気持ちいいんです。繰り返せばトリックはどんどん上達します。スラックラインの集まりに行けばみんなでわいわいトリック合戦。お互いに教え合ったり、無茶ぶりしたりして楽しいひと時が過ごせます。そしてトリックのコンペを観戦しましょう。ゆくゆくは選手としての参加も夢ではないです。
↑小布施スラックラインパークのスラックライン検定。難易度順です。動画もあるのでわかりやすいです。
スラックラインのあれこれ
スラックラインの遊び方は無限大
シンプルなスポーツだけど視点を変えればちょっとかわった遊び方もあります。逆にスラックラインにヒントを得て違うものに乗ったりといったアイデアも湧くでしょう。
何時も楽に歩くラインでも、目隠しをすれば激ムズです。そして、何度も乗れば歩けちゃます。ラインが上下に動く感覚だけを頼りにラインが歩けちゃうんです。
3方向に張ったり、2本並べて張ったりすることも可能です。張るというより垂らすロデオラインもあります。色んな小道具と組み合わせることもできますよ。例えば一輪車で渡ったりとか。
スラックラインのサークル的な集まり
北は北海道から南は沖縄まで。スラックラインは愛好者が少ないので常にウエルカム状態です。初心者でも恥ずかしがることはありません。だって、だれもが最初は苦戦してたからその気持ちよく分かるんです。スラックラインという場を利用して仲間づくりしちゃいましょう。
まとめ
こんな記事もあります
まだまだ終わりません。スラックラインは奥が深く長い。あなたも家族友達を巻き込んでスラックラインライフを満喫しましょう。
検索でお好みの記事を探してください。
終わりに
乗ってれば必ずスラックラインを歩けるようになります。そしたら、もっと長く、もっとカッコよくと面白さが加速していきます。
自分なんかには出来るわけがないと思ってた動きができた瞬間。歩ける訳がないと思ってた長さが歩けた瞬間。それが例えようもなく気持ち良い。これを自己革新といいます。ほとんどのスポーツは自己革新を追い求めながら上達していきます。スラックラインではその革新のチャンスが無限大なんです。あっちの方向にもこっちの方向にも広がっています。どこかで行き詰っても繰り返し挑戦するやる気さえあれば、自分の体や仲間、時間、道具が越えさせてくれます。
それは自分の身体や能力の壁を超えたってことですよね。あなたには自分も知らない可能性がまだまだあるはずです。スラックラインを皆で楽しみながら、能力開発しちゃいましょう。